社団法人 横浜青年会議所
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理事長所信
果敢なる挑戦
2011年度社団法人横浜青年会議所
理事長 宝田博士

青年経済人としての挑戦

開港以来わずか150年余りの歴史でありながら、外国人の居留地として外国文化を吸収し、全国に発信してきた横浜は、外国人と日本人とが共存して生活をし、それを当たり前として発展してきた街である。開港から明治にかけての古い資料を見ると、その頃よりアルファベットが街に溢れかえっていた。
その後、太平洋戦争を経て戦後復興の真っただ中であった時代、東京において始まった日本における青年会議所運動から2年、横浜の青年実業人と日本国内初の外国人メンバーを含んだ20数名のチャーターメンバーによって1951年に横浜青年会議所は産声をあげた。異業種の集まりである青年会議所において、横浜の歴史が外国人を外国人と意識せず共存しながら発展してきたのと同様、横浜青年会議所は外国人メンバーと共存しながら、多種多様な側面を持った個々の力を一つとしてスタートを切った。
横浜は港を中心として日本国内における貿易港として、異文化を吸収し独自の文化とし、近代文明の広く対外へ発信し、商業地、観光地として発展してきた。その横浜の歴史の中で、横浜青年会議所は数々の『まちづくり』政策を打ち上げてきた。横浜市民が持つオリジナリティーの追求を精神基盤とし、横浜市民の為の文化施設の建設をリードする政策(プロ野球球団誘致と横浜スタジアム建設・みなとみらい地区の開発・赤レンガ倉庫の商業利用など)、国民の生活形態が変化する中、生活必需品としての地位を確立し始めた車の経済効果を狙った政策(みなとみらい地区におけるF‐1構想)など、横浜市の青年実業人として、市民、行政と共に力を合わせ、今日まで横浜の『まちづくり』の一端を担ってきた。また10年前に掲げた「人の集う街、横浜」というコンセプトの下、歩んできた横浜青年会議所が発信してきた運動を調査・研究・検証を行うことにより、踏襲していくべき運動、変化を加えるべき運動を見極め、2011年度に展開する運動発信を示し、横浜の街の発展の為に果敢に挑戦していく。

過去から未来への挑戦

現在、我々の生活は深刻な経済不況下にある。いつ脱却できるか予測もつかない今だからこそ青年会議所メンバーとして明るい未来を切り拓く行動への挑戦を掲げることが、青年経済人の代表である我々の担いである。
現在、政府により羽田空港の国内・国際線の乗り継ぎ拠点となる「ハブ機能」を強化する構想がある。この羽田空港ハブ化は、出口の見えない不況と言われて久しい日本経済の中ではあるが、横浜が持つ特異性や歴史、立地条件からも、新たな挑戦へ向かっていける土台があり、幸運にもチャンスがある。外国人とも共に歩んできた歴史を踏まえ、『国際経済観光都市』として世界中でオンリーワンの都市になる可能性へ挑戦できる機会にある。これを契機に、街としての新たな発展を期待できる機会が迫ってきていると考える。今後、世界各国から多くの観光客が利用することになる羽田空港に近く、宿泊施設、観光スポットを持つ横浜の地へ、今以上に多くの観光客を誘致できると考える。横浜市では、経済波及効果を年間約191億円増、雇用誘発者数は約1700人、羽田空港を利用して横浜を訪れる外国人数は年間約34万人の増加が見込まれる。2011年は60周年を迎える横浜青年会議所の先輩達が築き上げてきた歴史の中で、経済状況、市民の声、行政との情報交換などを通して、オンリーワンを目指してきた精神を受け継ぎ、そして多くの来街者がその後リピーターとなって複数回訪れたくなる街として『横浜』のブランド力を高める為にもオリジナリティー溢れる魅力ある街である為、次代への一歩を横浜の若手を代表する経済団体の一つとして、『横浜』のブランド力強化へと踏み出していく。

『横浜開港祭』は横浜青年会議所が継続事業として行っており、2011年で30回目の節目を迎える。ここ数年来は『市民祭』として市民に浸透することを目標の一つに掲げ、年を追うごとにボランティアとして参画してくれる市民の数も増え、関わっている市民達にとって、自分達の『祭り』である意識が根付き始めてきたように感じる。国内を代表する他の地域で行われている歴史ある伝統的『祭り』を持たない横浜の街ではあるが、我々の『誇り』になる『祭り』として、横浜にとっての誕生日と言うべき開港記念日の6月2日に本祭を行ってきた。国内外各地で行われている『祭り』は、その背景は異なるが、それぞれの街において、市民がその日が来るのを待ち焦がれている日、そして自分達の『誇り』として思えるものとして継続させている。横浜青年会議所が主体となり運営をしてきた『横浜開港祭』は、行政や各企業、市民の力を存分に借り、この30年の間に市民に定着した『祭り』となってきている。今後も継続させる横浜青年会議所の事業としても、形や記憶に残るものとしてだけでなく、市民にとって『誇り』を感じられる『祭り』として、今以上に定着していくことを狙った『祭り』として開催していくことが、「開港を祝い、港に感謝しよう」のコンセプトの下、市民と共に開港記念日を祝うことができ、市民の『誇り』としての『市民祭』となる。

強固な組織への挑戦

明るい豊かな社会の実現に向けて、国籍・人種・性別・職業・宗教を問わず会員が集う横浜経済七団体のひとつである横浜青年会議所は、20数名から始まり、最盛期には500名を超える会員がおり、現在では400名前後のメンバーで構成されている。各地青年会議所が会員数の減少を最も重要な課題の一つとしている中でも、会員数が減少するのを食い止め、ここ数年来100名近い新たなメンバーを迎え入れていることは、この経済状況を鑑みても、メンバーがこれまで行ってきた横浜青年会議所運動の継続を途切れさせないように、我々にとっての組織維持の重要性を理解した上で、会員拡大に対して弛まぬ努力をしてきた結果である。これまで会員拡大運動の意思を継続させていく。我々が『明るい豊かな社会の実現』を目指し『ひとづくり』・『まちづくり』を目指した40歳までの青年経済人で形成されている組織であり、運動・事業継続の為にも、組織としての原点である会員拡大を、我々一人ひとりが率先して行わなければいけない大切な事業の一つであることを今一度理解しなければいけない。

横浜青年会議所は様々な職種から多くの会員が集まって形成されている。私は青年会議所で多くの人と関わり合いを持ち、多々議論を重ねていくうちに気づかされたことがある。一つの壁に当たった時、何かの問題を抱えた時、それぞれの立場、背景、経験、そして職種によって、千差万別様々なモノの捉え方があることだ。これを事業企画・構築・運営していく過程の中で、20〜30代に実体験することができるのが青年会議所活動である。しかし、会員数減少以外にも、在籍平均年数が短くなってきており、運動継続の為にも必要な人材へと育てる時間が限られてきている。新入会員が『まちづくり』を目指した活動を行う過程の中で、『ひとづくり』という自己研鑽、そして人材育成を実践し、青年会議所メンバーだから経験できることを学んでもらえることを示すことができれば、短期間での人材育成へと繋がっていくと考える。

会員としての資質への挑戦

運動の実現、事業の実践に向け、様々な分野で活躍している見識者の意見を直接聞ける場として例会がある。違った分野から違った視点で活動している考えを直接聞ける場として、メンバーの自己研鑽にもつながる、学びを持ち帰れる機会を作る。またメンバーが調査・研究した事項をメンバー全員に対して気付きを与え、次の運動や事業展開に活かすことができる例会を設えることも単年度制が特徴である青年会議所の中でも連続性を持たせる機会につながると考える。
青年会議所は、社会において大いなる成長をできる20〜30代が在籍している団体である。自らの持つ可能性への挑戦ができる時期に青年会議所活動ができる環境にいられることが恵まれたことであり、その環境に身を置くことができるのは、会社の理解、家族の理解がなければ得られない。我々を理解してくれている『家族』・『地域社会』が横浜青年会議所にとって第一の支持者であることを改めて認識することが必要である。そして今日の我々が行政・市民の理解と信頼の上で活動できることは、この60年の歴史を築いてくれ、現在も支えてくれているシニア会員である。自分本位にならず、身近な人への感謝の気持ちを忘れずに活動をし続けていくことこそ、我々の活動が一層理解されていくと考える。そして我々を陰ながら支えてくれている身近な家族・職場の仲間たちとの交流の場を持つことが、まずは横浜JCファンを身近で増やすことに繋がり、新たな活力として進めていけると考える。

未来の横浜への挑戦

青年会議所ではここ数年『OMOIYARI』運動を推進している。相手を思いやる心を持つ重要性を伝え、世界平和へと繋がる人材育成を行っている。相手を思いやる気持ちの重要性は世界各国の青年会議所メンバーへと浸透し始めている。他者を思いやる心を我々青年会議所メンバーが意識をするなら、未来の横浜を背負っていくリーダーとなる可能性がある子ども達にこそ、重要性を感じてもらうことが必要であると感じる。小学校時代在籍していたボーイスカウトでの経験は、非日常体験を通じて学び得た「他者との関わり」であったと振り返ることが出来る。相手を思いやる心、コミュニケーションとることの大切さを感じられる絶好の場であると考える。インターネットが氾濫し、誰に責任があるのかを追求する事が正義だとする風潮が蔓延する社会において、感受性豊かな年代に顔と顔を合わせて、互いを受け止めながら信頼を築き、仲間を思いやる心を醸成する機会を創出することこそが、輝かしい未来ある横浜の創造に向けて、大きな財産となるのです。2011年度の『はまっこスクール』は、未来の横浜を担う子ども達にとって様々な体験する中で学びを感じられる機会を創出し、同世代の子ども達を持つ我々青年会議所ならではのオリジナリティーあふれる体験の場としたいと考える。

日本青年会議所が主催する全国のメンバーを対象とした通年事業として、新年のスタートである『京都会議』、国民へ向けた運動発信の絶好の機会と考えられる『サマーコンファレンス』、一年の集大成としての『全国会員大会』がある。そのうちの一つである『サマーコンファレンス』が横浜で開催されてから2011年で16回目を数える。近代文明発祥の地であり、異文化を新しい文化として全国に発信してきた横浜において、日本青年会議所が新しい運動発信をする場として開催され続けていることを誇りに思わなければならない。我々、横浜青年会議所は自ら運動を発信し、事業展開している地に全国のメンバーを呼べる機会を与えられている。これは横浜の地で全国のメンバーと接することができる機会だけではなく、大いに成長できる絶好の機会である。全国のメンバーを迎える際、我々は横浜の地を客観的に見直し、どうしたら横浜に愛着を感じ、横浜を好きになってくれるメンバーが一人でも多くできるのかを考えて、おもてなしをしている。そして横浜市民に対しては、我々青年会議所メンバーがどういった運動を展開し、事業を行っているかという理解を深めてもらえる絶好の機会である。国家が抱える課題の解決策を提示し、青年会議所活動の持っている可能性を存分に感じてもらい、大きな運動を巻き起こす機会を創造していく機会でもある。そして、相応しい場所として毎年横浜が選ばれているのは、近代日本の史実上、常に新しい文化・文明を発信してきた過去や、先人達の思いであると考える。多くの横浜市民を巻き込んでいくことの意味を理解して市民動員に心掛け、開港以来、新たな文化の発信地として発展してきた土壌を持ち、新しい情報を発信して続けてきた横浜市民が本来持つ特徴を大いに活用し、日本青年会議所の新たな運動発信の発信地でいることに誇りを持って、『サマーコンファレンス』の運営に携わっていくべきである。

横浜青年会議所の信頼への挑戦

青年会議所活動の中で他団体にない活動が渉外活動である。渉外活動の中で特筆すべき重要性は、ただ我々が国内外の青年会議所メンバーと知り合うことができるだけでなく、各地域のメンバーが最初に接する横浜青年会議所メンバーへなれることである。横浜青年会議所はその60年の歴史において、国内外を問わず、多くの青年会議所と交流を持ってきた。この交流の場は青年会議所活動においての国際的ネットワーク構築だけでなく、横浜JCや横浜の良さを直接伝えることができるスポークスマンになる機会である。国際的ネットワーク構築は、個々の視野を広げることにつながり、気づきや学びを地域へ持ち帰り行動へ移す、すなわち「Think Globally, Act Locally」の精神を身につけることができる契機であり、多くのメンバーが訪れる横浜の地において、横浜の街・横浜JCファンを作る契機となる渉外活動は、相手をおもてなす心を自然と育み、社会人としての自己研鑽の場として、効果的な場でもある。また国内外の青年会議所と交流を持ち互いの取り組みに対しての情報交換を行うことは、組織力強化へ有益な事業として考える。特に姉妹JCを締結している香港・台湾とは今まで以上に深い関係を築くことを目指す活動をし、より深い関係となることが同じ港町の情報交換の場となる。国内で友好関係を結んでいる各地会員会議所とは、今までの交流以外の可能性を模索し、実現への土台を築いていくことが、渉外活動において重要であると考える。

 

横浜青年会議所の存在意義確立への挑戦

日本青年会議所、JCIが行う褒賞事業へ積極的に参加していき、国内外の青年会議所に横浜青年会議所の事業を広めていく。そして各地域の青年会議所や各国の青年会議所の活動内容、実績、効果などを褒賞事業通じて知り、対内へ発信していくことが、新たな気づきや学びを発信していくことになり、メンバーの事業展開に対しての意識変革へとも繋がっていくと考える。市民に対しては、我々の運動・活動を知ってもらい、認識を深めてもらう為に理解してもらいやすい広報活動を行い、国内外の青年会議所や地域・市民と共に歩んできた60年の歴史を土台として、未来へと歩を進めて行く横浜青年会議所のファンを増やしていく。

横浜青年会議所は2011年、創立60周年を迎える。これまで横浜青年会議所は、横浜市の発展に伴った『まちづくり』に携わり、今日までの60年間、国内外にある青年会議所の同志と共に邁進してきた。人間の年齢に例えると還暦を迎えたのと同じである。還暦とは干支(十干十二支)が一巡し、生まれた年の干支に戻ることであり、生まれ変わりの年としての意味がある。但し、0からのスタートではなく、それまで培ってきた経験をもとにした新たなスタートである。横浜青年会議所メンバーとして、その60年に亘る運動の歴史、活動の歴史と向き合い、同じ神奈川の仲間達、日本国内の各地青年会議所並びに日本JC、また海外においては姉妹JCを締結している同志達と共に、さらにその先に進んでいくスタートを切ります。私の周りには多くの先輩、仲間達がいる。横浜青年会議所に入会してから10年間、多くの人と関わり合いを持ち、多くの気づきや学びを感じながら活動をしてきた。我々が幼少時代を過ごし、社会人として暮らすこの横浜において、苦楽共に有益だった経験・体験を、未来を担う後世へと伝えていくことが、横浜青年会議所の今後へ有益として繋げることである。

横浜青年会議所メンバーとして、2011年、横浜青年会議所創立60周年の一年を『まちづくり』・『ひとづくり』を実現させる可能性を仲間と共に見出していく。横浜が異文化吸収し、自分たちの文化として生活し発展を続けてきた特異な街が、魅力ある街として発展する礎を築くことを念頭におき『横浜ブランド』の確立を目指し、また、その過程における我々自身の成長、そして青年会議所運動の継続を目指します。横浜青年会議所の存在意義を確立し、さらに魅力ある青年経済人団体として果敢に挑戦していく2011年を共に作り上げましょう。



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