2023年4月5日、慶應義塾大学 藤原洋記念ホールにて『Bo-sai Knowledge2023』を開催致しました。
今年は、1923年9月1日に発生した関東大震災から100年目を迎えます。
横浜市では今後、南海トラフ地震、首都直下地震、そして富士山噴火といった様々な災害が起きるとの予測があります。今回のシンポジウムでは自然災害の恐ろしさを学び、一人ひとりが災害に対して当事者意識を持ち、正しい知識をみにつけていただきたい思いから開催する運びとなりました。
第一部では、基調講演「何が生死を分けるのか」と致しまして
京都大学名誉教授の鎌田浩毅氏をお招きし、横浜市も含む首都圏で起こり得る自然災害(大地震、火山噴火など)の脅威について、長年の研究とご自身の体験を元に解説をいただきました。
第二部では、テーマを「横浜市における災害対策及び課題」と致しまして
引き続き鎌田浩毅氏にご登壇いただき、
横浜市総務局 危機管理室地域防災課長 川島正裕 氏
東北大学大学院 工学科修士津波工学研究室所属 成田峻之輔 氏
をゲストに迎えたシンポジウムを行いました。
横浜市の災害対策の実情や課題発信を行っていただき、 津波発生時の対策「アドバルーンの活用」と、現在の若者代表として、災害との向き合い方をどのように考えているのかを発信していただきました。
阪神淡路大震災などにおいて、公助で助かった命は5%というデータもあると言います。
地域の皆の助け合いによって助かった命が、全体の半数以上を占めるそうです。
防災減災は、まちに住み暮らす人の幸せを実現するために必要不可欠なものです。災害が起きたときに生き延び、被害を最小限に食い止めるためには、まずは自身の身を守る正しい知識が必要です。
日々、震災が起きる時は近づいています。
本年度は横浜青年会議所から、横浜に日々暮らす人たちへ防災減災の必要性と正しい知識を伝えることを続けてまいります。
◆横浜青年会議所 防災減災情報サイト
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