識学というのは意識構造学の略称で、人が物事をどう認識してどう行動するのかを分析した学問です。その学問をビジネスに応用しコンサルティングするのが識学講師です。
部下との意思疎通が上手くいかず、反発や離脱を招いてしまう等、マネジメントに課題がある組織の要因として、それぞれの認識のずれによって誤解や錯覚が生じていることが少なくありません。
そのような問題を抱えている経営者・管理役職者に識学の理論を提供しながら、実際にどこで認識のずれが生じているのかをワンツーマン指導や集合研修を通じて解明していき、会社・組織が正常に回る仕組みを整えるのが識学講師の仕事です。
識学講師として認定されるには株式会社識学、または株式会社識学とパートナーシップを結んでいる株式会社P-UP Worldの従業員となり、社内試験を合格する必要があります。
試験は会社から提供されるテキストで最低240時間の勉強をし、入社4ヵ月以内に試験合格しなければなりません。また、認定後も毎月講師のテストを合格し続けなければなりません。なかなか狭き門です(現在認定識学講師は約40名)。
他のコンサルタントは様々なシステムを導入したり、属人化させることで半永久的に顧客に依存させるものが多いですが、
識学はあくまでも理論を伝え、ルール・組織図・役割定義・評価制度などの仕組みを作り、理論通りのマネジメントの実践をしてもらうことで課題解決を図るため、期間はおおよそ3ヵ月~1年で費用は他と比較してだいぶ安いです。