【横浜開港祭を支える青年達⑨】横浜開港祭企画運営委員会副委員長 金子了英

今回は横浜開港祭の最後を飾る県内で有数の花火イベント「ビームスぺクタクルinハーバー」について担当副委員長の金子了英君に聞いてみました。

 

---元々は別の担当だったと聞いております。

そうですね。このイベントは前回お話された友寄副委員長管轄の「マリン」エリアが担当で私は「ランド」の担当でした。


「ランド」は例年ちびっこ駅伝やスタンプラリー、体験教室など臨港パークを広々と使って様々なイベントを催していました。

今年は新型コロナウイルス対策として会場を赤レンガ倉庫、金沢八景島シーパラダイスに分散して皆様が安全安心に楽しめる準備を進めていましたが、「まん延防止等重点措置」によって「ランド」での企画は全て中止になってしまいました。

そこで急遽「マリン」が担当だった花火をこちらで引き継ぐことになりました。

 

---今年の花火はいつもと違うと聞いております。

横浜開港祭が開催される臨港パークで花火を打ち上げるのが通例ですが、横浜市18区それぞれに1カ所、つまり18地域での同時花火打ち上げを企画しています。

現在横浜開港祭に関わらず多くのイベントが中止になっており、横浜市民全体が沈んでいる中で、なるべく多くの人を笑顔にしたいという想いからこの企画に至りました。

---1カ所から18カ所に増やす、想像するだけで大変ですね。

今までの(一社)横浜青年会議所、横浜開港祭が築いてきた関係をいかしてどこにお願いするのか、どのようにお願いするのか話し合ったうえで一軒一軒まわりました。

とても地道な活動です。でも、18区同時に花火を上げることで横浜が一つになれるそんな想いで地道に候補先へアポイント・直接交渉と18区を駆け回りました。

打ち上げ場所が決まった後も大変です。

それぞれ人が集まる場所を予測して警察に警備申請書類を提出、実際に警備を配置する手順を打ち合わせなければなりません。

臨港パークはカップヌードルミュージアム付近など例年通りの申請で済みますが、他は初めての試みなので色々と苦労しました。

 

---警備は何人ぐらい配置する予定ですか?

800人です。(一社)横浜青年会議所から200名と民間警備会社から600名お願いしています。

花火を見つけ、集まった皆様に十分なソーシャルディスタンスを設けるためにはやはり多くの人員が必要になります。

この人数だけで横浜開港祭がいかに壮大なイベントで大勢の方の支えで成り立っていることを実感します。

---最後に一言お願いします。

密を避けるために事前に打ち上げる場所はお伝えできないのが残念ですが、

6月2日の夜に打ちあがる花火を見つけられた人は「これが18区同時にあがってる」と想像しながら楽しんでください!!

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