積立金に関する問題点

組織変革推進会議議長 江森克治 殿

2007年6月5日

2007年度社団法人横浜青年会議所

総務室 組織向上委員会

副委員長 煖エ 秀一

 

 積立金の処理等に関し、当委員会にて検討した結果、積立金に関する問題点、積立金の使途および

新入会員入会金および特別会員会費の処理について、下記のとおり報告いたします。

1 積立金に関する問題点

 2006年度決算(財産目録)(2006年度報告書p81)によると、2006年12月31日

現在、横浜JCには、1億7100万円余りの現金預金が存在し、また、積立金として1億2887

万円(入会金積立金7330万円、特別会員会費積立金4557万円、特別積立金1000万円)が

計上されている。

 さらに、2007年度収支予算(横浜JC基本資料p46)によると、新入会員入会金325万円

が全て入会積立金として、特別会員会費165万円が全て特別会員積立金として、計上されている。

 すなわち、横浜JCは、現在、1億7100万円余りの現預金のうち、1億2800万円余りを使途

目的の定めのない積立金として保有し、さらに、今年度も使途目的の定めのない積立金として新入会員

入会金および特別会員会費の合計490万円を積み増す構造になっている。

 しかし、公益認定にあたっては、@年会費等の収入(条文では「当該公益目的事業に係る収入」)が

「適正な費用を償う額を超えないと見込まれる」(公益認定法5条6号)ことを要し、かつ、A「遊休

財産額」は、「内閣府令に定めるところにより算定した額」(現時点では、内閣府令は制定されていな

いが、公益目的事業費の1年分と言われている)を超えてはならないとされている(公益認定法5条9号、

16条)のであり、上記積立金の処理は、公益認定を受けるにあたって、重要な課題である。ちなみに、

横浜JCの2006年度の実績を見るに、公益目的事業以外のものも含む全ての事業費は、3864万円

余り、支出合計は、8222万円余りとなっている(2006年度報告書p76)。

 

2 積立金の使途(素案)

(1)市民交流スペースの確保

 事務局および理事会、委員会会議室ばかりでなく、市民団体が利用できるスペースを確保すると

共に委員会事業と市民との接点になる運営を考える。

・窓口となる委員会を設置して市民団体との関係を継続的に行う。

・委員会を並行開催することで委員会、室をこえた交流、事業展開を目指す。

・交流スペース利用市民との協働事業の実施。

※場所については横浜市の遊休施設、再開発等の情報を今後も収集していく。

(2)財団設立

 積立金を原資として公益財団法人を設立し、当該財団法人が助成金事業などを行う。設立後、

当面の間は、横浜JCのメンバーが中心となって運営するが、軌道に乗ったところで、一般市民に

運営を任せる。

(3)開港150周年〜160周年記念事業の開催

 ひとつの記念事業に一気に積立金を使用するのではなく、開港150周年〜160周年の記念事業

に分けて使用する。まずは、2009年に開港150周年記念事業を開催し、その後、1年に一度、

開港160周年に向けた事業を開催し、2019年に開港160周年記念事業を開催、その間、以降

の事業を継続開催する様、運営を一般市民に移行していく。

(4)その他 事業の立案

   横浜JC事業としてまちづくり、人づくり、周年事業など各LOM事業や地域事業の一覧を別途

  「事業一覧」としてまとめます。

 

3 新入会員入会金および特別会員会費の処理

 上記のとおり、新たに使途目的の定めのない積立金を積み増すことは、公益認定に支障がある。したが

って、新入会員入会金および特別会員会費は、今後、取得しないこととするか、取得金の多くを公益目的

事業費に充当できる仕組みを検討する必要がある。

                                  以 上