横浜青年会議所とは
What is Yokohama Junior Chamber横浜青年会議所は、20歳から40歳までの横浜市在住、もしくは在勤している会員で構成されています。現在約300名が在籍しており、若手経営者・大手企業社員・建築士・会計士・税理士・社労士・司法書士・薬剤師・弁護士など幅広い職種の会員が集まり活動しています。会員は年度ごとに異なる委員会に配属され、行政や企業、学校、他団体との意見交換を重ねながら、横浜のまちづくりに関する事業、青少年育成事業、会員研修・会員交流に関する事業など、数々の事業を企画・運営していきます。その中でも横浜開港祭や大型コンベンションは知名度が高く、横浜の経済発展に寄与してまいりました。事業の企画・運営を通して、会社で仕事をしているだけでは得られない経験や、普段は出会えないような方々との出会いなど、多くの機会に触れられることが、横浜青年会議所の魅力の一つです。
無限の可能性を信じて
勇気をもって挑戦する
私たちの住む街横浜は、元々は約80軒の漁師小屋が立ち並ぶ横浜村という小さな街でした。そんな村が開港を機に江戸時代後期より世界の国々と交わる重要な港町として発展してきました。横浜青年会議所は、1951年3月29日に設立されて以降、そんな横浜のまちの発展に大きく関与してきました。横浜スタジアムの建設、赤レンガ倉庫の商業利用化、株式会社みなとみらい21への出資、横浜開港祭などを担ってきたたくさんの成果があります。
創立73年目を迎える本年の運営テーマを「躍動」といたしました。躍動を「無限の可能性を信じ、勇気を持って挑戦すること」と定義して常に変化し続ける私たちの環境の中、あらゆる可能性を追い求め一人ひとりが圧倒的当事者意識を持ち、生き生きと活動することが求められています。
現状に満足することなく、次世代により良い状態を残すことが私たちの責任であります。私たちは次世代の幸福を確保するために、サーキュラーエコノミーとウェルビーイングの両側面から青年会議所の活動を展開してまいります。多種多様な約300名の会員が、業種や役職関係なく同じ目標に向かって日々切磋琢磨しております。そんな中で共に活動し、ともに成長し合えることを楽しみにしております。
横浜青年会議所の活動と実績
◆◆横浜スタジアムの建設推進
1976年、平和球場の老朽化に伴う新球場建設とプロ野球チーム誘致を推進しました。そして、新球場の建設は市の財政状況から新しく民間基本会社を設立する必要がありました。
横浜青年会議所はその新会社の株主(市民株主)の募集に奔走し、最終的には20億の資金を集め、1978年の横浜スタジアム誕生に貢献しました。
同年に川崎市を本拠地としていた大洋ホエールズ(現横浜DeNAベイスターズ)が横浜に本拠地を移転し、現在に至ります。
赤レンガ倉庫の商業利用化
1985年の第3回横浜経済人会議にて赤レンガ倉庫の保存・活用についての考えを横浜港湾局に提案、横浜市により赤レンガパーク基本計画策定委員会が設立されました。
横浜青年会議所も1987年に赤レンガパーク推進委員会を組織し、同年に開催された「赤レンガフォーラム」において横浜青年会議所の提唱した「横浜赤レンガ憲章」が採択されました。
そして、1999年に開催された第15回横浜経済人会議にて横浜赤レンガ倉庫を文化的施設・産業活用により市民のために開放されるという形で保存活用されることが決定し、横浜青年会議所の運動が実を結びました。
みなとみらい21への出資
1983年、横浜青年会議所により開催された第1回横浜経済人会議にて「みなとみらい21計画」が取り上げられまた。この会議で、みなとみらい21最大の地権者である三菱地所株式会から計画に協力する旨を初めて引き出すことに成功しました。
翌年には第三セクター「株式会社みなとみらい21」が発足され、横浜青年会議所(当時は社団法人横浜青年会議所)も「みなとみらい21計画は横浜最大のプロジェクト」との観点から出資を決定しました。その後、埋め立て・区画整理事業が始まり、現在のみなとみらいに至ります。
横浜開港祭の運営
横浜開港祭は、1981年に「国際デープレ横浜どんたく」として開催されたのが始まりで、翌1982年に「82国際デー第1回横浜どんたく」として正式に始まりました。1984年の第3回より「横浜どんたく」となり、1993年の第12回より「横浜どんたく開港祭」、1995年より「横浜開港祭」となり、2021年に第40回を迎えました。
横浜開港祭は、例年、港に感謝し、市民と共に横浜の開港記念日である6月2日を祝い、賑わいのある様々な催しを実施し、まちづくりと観光の活性化を図るために開催される”市民祭”です。 横浜青年会議所が中心となり、横浜市・横浜商工会議所・(公財)横浜観光コンベンション・ビューローそして市民と共に開催され続け、事業として運動発信を行ってきました。現在では横浜の顔となっています。
入会のメリット
◆◆地域への貢献
横浜青年会議所は明るい豊かな社会の実現を目指し、70年以上「ひと」と「まち」をつくり続けてきました。自分達が住み暮らす「まち」の将来を本気で考えて活動を生み出す唯一の団体です。
生まれる新たなビジネス
青年会議所で得た経験や知り合った仲間たちと、新しいビジネスを広げる機会があります。新たなソーシャルビジネスへの挑戦、また、事業アイディアなどを生かして可能性を広げるチャンスです。
世界中に仲間ができる
日本国内におよそ700、世界110カ国以上にも組織が広がっている青年会議所。毎年、日本全国や世界中から会員が集うフォーラムなど、多くの国内外のメンバーと交流し、仲間を増やす機会があります。
自己成長の機会
活動を行なっていくなかで、課題に向かわなければならない状況が多く発生します。目を背けることなく解決に導く努力こそが、人間的成長を促してくれる機会です。
インタビュー
◆◆卒業生インタビュー
川本 守彦氏 (1995年卒業)
工藤 英司氏 (2001年卒業)
野並 晃氏 (2021年卒業)
現役会員インタビュー
入会要項
◆◆1.入会資格
- 会員資格は20歳から40歳までの品格ある青年とし、入会資格は20歳から38歳(2023年12月31日時点の満年齢)までと致します。
- 横浜市在住または在勤の方と致します。
- 入会希望者は推薦者によって推薦された方に限ります。
2.カリキュラム
- 入会希望者はゲスト承認後、青年会議所運動を理解していただくためにメンバーシップ推進特別委員会の指定した下記記載のカリキュラムに 参加していただきます。
▶︎入会説明会・入会面談 ▶︎例会
3.入会必須書類
- 入会申込書1枚
- 証明写真2枚(カラー写真4.0㎝×3.0㎝、3か月以内に撮影したもの)
※男性:スーツ・ネクタイを着用してください。(ダークスーツが好ましい)
※女性:スーツ又はこれに準ずる服装を着用してください。(ダークスーツが好ましい)
※顔や肩から上は鮮明に写り明らかに本人と確認可能なものにしてください - 誓約書1通
- 住民票1通
4.推薦者(スポンサー)
- 2023年までに入会した正会員1名と役員1名の計2名の推薦者が必要です。
5.入会費用
- 入会金:50,000円
- 年会費:180,000円
- 会議費:20,000円
- 会報誌購読料:3,000円
※入会金については入会時のみとなります。
※年会費、預託金、会報誌購読料は毎年度費用が掛かります。
※預託金に関しては、毎年度予算の関係で変動がございます。
※ゲストカリキュラム修了後、理事会での承認を以て入会が決定となりますので、その時点まで上記入会費用は発生致しません。
※入会初年度はリーダーシップ推進委員会に配属されます。 横浜青年会議所は入会必要書類の取得に際し、個人情報の保護に関す る法律に基づき、目的を達成する事業の実施並びに利用目的の達成に 必要な範囲を超えて、取り扱わないことと致します。
入会カリキュラム
◆◆入会説明会・入会面談は横浜青年会議所への入会希望者を対象とし、横浜青年会議所の説明、オリエンテーション及び個別面談を実施いたします。上記日程での参加が難しい場合は、別途出張面談を承っております。