（一社）横浜青年会議所は、次世代を担う若者たちの成長と社会貢献を目的とした事業に取り組んでいます。『YOKOHAMA after College 2024』では、大学生が横浜市の社会課題に取り組む機会を提供し、また小学生を対象に廃食油回収の実証実験を行うなど、環境意識の向上や再生可能エネルギーへの理解を深める活動も展開しています。
YOKOHAMA after College 2024
横浜市経済局から後援のもと、参加者を大学生に限定して神奈川県・横浜市の社会課題モデルケースを考案していただきビジネスピッチにて発表していただく事業を開催しました。
審査員としてはリスト株式会社、三菱地所、横浜銀行などが審査員を務め、優秀なグループには各企業から賞が受賞され、副賞はその企業から一次面接の通過権や座談会招待券、インターン優先権などが贈呈されます。
企業や行政との関わり合い、他の大学や分野の違う同年代の方々と触れ合い、価値観の違いを感じることで得られる成長や、社会課題解決に対するモデルケース立案を通して企業や社会から必要とされる未来のリーダー育成を開催の趣旨としております。
廃食油回収システム確立に向けた実証実験
横浜市立藤が丘小学校の協力を得て、廃食油の回収に関する実証実験を実施しました。この実験では、家庭から排出された使用済みの食用油や賞味期限切れの油を回収し、約5リットルの廃食油を集めることができました。さらに、生徒たちはサーキュラーエコノミーに関する授業を受け、廃食油を利用して精製されたバイオディーゼル燃料で発電し、ラジコンレースを体験。これにより、再生可能エネルギーへの理解を深める機会となりました。今後も廃食油回収システムの確立を目指し、活動を続けてまいります。
