■2011年運営テーマ「果敢なる挑戦」「共感」の最初の年である2011年の理事長でした。それ■挑戦無くしては成長無しが失敗かもわかりません。成功を自分自身で定義付け [第60代×第70代理事長 インタビュー]から10年が経ち、横浜青年会議所でも大きく変化していることが数多くあると思います。2011年の理事長としてのご経験を踏まえ、横浜青年会議所の目指すべき道などについて、本日はお話させていただければと思います。宝田先輩は、2011年の運営テーマを「果敢なる挑戦」とし、「挑戦無くしては成長無し」、「強固な組織」、「過去から未来への組織」、「会員としての素質」、「未来への横浜への挑戦」、「横浜青年会議所の信頼への挑戦」という言葉を掲げられていました。2011年の一年間を通して横浜青年会議所がどのように成長したと思うかを教えてください。(宝田)当時の横浜青年会議所は60周年ということで、人間でいう還暦にあたる年でした。干支が一回りして元に戻り、新たなスタートになる年と思っていました。横浜青年会議所は、新しいことに挑戦していくことを繰り返して大きな組織になったと思っています。その精神を引き継ぎ、みんなで共有することで信念を持ってもらいたいと考えて「果敢なる挑戦」という言葉を運営テーマに掲げました。(三村)私も「やっちゃえ」という言葉を横浜開港祭実行委員長のときに掲げました。ただ「やっちゃえ」ということではなく、安心安全を担保した上で「やっちゃえ」という言葉を旗印にして「みんなこっちだよ」と音頭を取ることで、横浜開港祭を担当する3委員会が委員会の垣根を越えて一体感を持つことができました。「やっちゃえ」という言葉は、宝田先輩が掲げた「挑戦」に非常に近いところがあると感じています。青年会議所活動では、自分自身が試される自己修練の機会が多々あり、その経験を通じて「挑戦無くしては成長無し」ということを強く感じました。挑戦しなければ何が成功か、何るためにも、様々な挑戦をすることが重要であり、「果敢なる挑戦」という運営テーマにとても共感しました。■ 未曾有の大災害「東日本大震災」(三村)2011年がスタートした矢先の3月11日14時46分に東日本大震災が発生しました。その日は横浜青年会議所の例会開催日だったそうです。日本を未曽有の大災害が襲った年の理事長として、例会をはじめとする事業の開催の可否など様々な難しい判断を迫られる場面があったと思います。そのあたりのお話を詳しくお聞かせください。(三村)宝田先輩は、2010年代の運動指針である共感 から共創 へ70th Anniversary JCI YOKOHAMA4444[ 第60代理事長 ]宝田博士
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