横浜青年会議所創立70周年記念誌
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も20年ほどしか使用できなかったことを考えるらも、世界中から集まる多様な文化を受け入れら外国人のメンバーが所属するなど、ま一般社団法人横浜青年会議所が創立70周年を迎えられ、このたび記念誌を発刊されましたことを、横浜市会を代表いたしまして、心からお祝い申し上げます。横浜青年会議所OBとしても、諸先輩方から受け継いだ青年会議所の理念が後輩たちへ70年間脈々と引き継がれてきたことに感慨深い思いでいるとともに、この記念誌に寄稿できることを大変光栄に思います。約160年前は小さな村に過ぎなかった横浜は、開港を契機に伝統を受け継ぎながて成長してきました。戦後に市内の中枢部が接収される厳しい状況の中で、青年の力で街の復興を推し進めていくために、1951年3月29日に横浜青年会議所が設立されました。設立当初かさに多様性を受け入れるオープンマインドの文化が根付く横浜らしい船出であったと思います。横浜青年会議所が産声をあげてから8年後の1959年には、昨年の5月まで使用されていました7代目の市庁舎が誕生しています。この市庁舎は60年余り使用されることとなりましたが、6代目以前の市庁舎が、震災や戦禍によって長くてと、この60年間がどれほど平和だったのかをうかがい知ることができます。戦後に横浜青年会議所が目指した「明るい豊かな社会」が実現されてきたからこそ、長きにわたって同じ庁舎を使用できたのだと思います。皆様や皆様の先輩方が、まさにこの平和な時代、平和な横浜を長きにわたってけん引されてきたのです。現在は、世界中がコロナウイルスという新たな困難に直面しております。しかし、戦後という国難を乗り切るために設立された横浜青年会議所の理念を引き継ぐ皆様であれば、このような未曾有の困難も乗り越えていけると信じております。そして、世界中が不安に満ち溢れている今こそ「明るい豊かな社会の実現」を目指す皆様の存在が重みを増していると思います。実際昨年11月には、このような困難な状況において「JCI世界会議横浜大会」を見事に成功させました。リアルとオンラインのハイブリット形式での開催は、コロ示し、横浜から世界に向けて希望を発信できたのではないかと思います。創立70周年を迎えた今年度の運営テーマが、まさにその「希望」だと伺っています。私も「希望」を持ち、何事にも熱意を持ってチャレンジしていくことが、横浜の経済に新たな活力を生み出すことになると信じています。そして、そのチャレンジを続年会議所の皆様だと思います。それぞれの経験や知見、ネットワークを存分に活かして、世界中に広がった困難を乗り越えるとともに、これからの輝かしい未来を築いていくことに大きな期待を寄せています。て横浜の街は大きく変貌しました。しかしながら、横浜をよりよい街にしたいという普遍の思いは、世代を超えて脈々と受け継がれています。青年会議所を通じてこの思いが次世代に受け継がれることで新たなリーダーを育て、この横浜の発展にますます寄与していただけると信じております。皆様とともにお祝いできることを大変うれしく思っております。横浜市会といたしましても、皆様とともに、「希望」を持って、明るい豊かな社会の実現を目指して前進してまいります。結びに、横浜青年会議所の益々のご発展を祈念するとともに、若きリーダーの皆様方のご活躍を心からお祈り申し上げ、私からのお祝いのご挨拶とさせていただきます。※2021年5月時点ナ禍における新しいMICEの形をけられる集団こそ、若き横浜の経済人である青 一般社団法人横浜青年会議所70周年記念誌御挨拶・祝辞御祝辞動画はコチラから1270年前に横浜青年会議所が設立された当時と比べ第50代横浜市会議長横山 正人

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