「2020年JCI世界会議横浜大会」を、史上初となるリアルとオンラインを組み議」では、横浜赤レンガ倉庫の有効活用、横浜ドこのたび、一般社団法人横浜青年会議所が創立し上げます。次代の横浜経済の担い手である横浜青年会議所の皆様方におかれましては、1951年に当時の横浜商工会議所会頭平沼亮三氏の提唱により創立されて以来、青年経済人としての資質向上と相互交流、社会奉仕活動等を通じて、地域経済の健全な発展ならびに豊かな地域社会の構築に努め、様々な分野において数多くの実績をあげてこられました。本年40周年を迎え、夏の訪れを告げる風物詩として親しまれている「横浜開港祭」のほか、昨年で26回の開催を数える「横浜経済人会ームの建設、複合型リゾート開発の誘致など、横浜を魅力的なまちにしていくための数々の提言を行ってきました。更には横浜の未来を担う青少年の育成・交流を目的とした事業である「はまファンクラブ」「はまっ子スクール」など、貴会議所が取り組んでこられた「まちづくり」「ひとづくり」の活動は、横浜経済の発展を力強く推進するものとして各方面より高い評価を得ており、地元経済界といたしましても、大変誇らしく、頼もしい限りでございます。近年は森林・水資源保護を目的とした、紙の代替素材「LIMEX」の推進など、SDGs(持続可能な開発目標)に準拠した経済発展と環境保全の両立を図る活動にも積極的に取り組まれるなど、地域経済・社会における貴会議所の存在感は増すばかりでございますが、これも偏に、歴代理事長をはじめ、役員ならびに会員の皆様方の永きにわたる熱意とご努力の賜物であり、深い敬意と感謝の意を表する次第であります。さて、世界は依然として新型コロナウイルスの感染拡大による未曾有の危機に瀕しておりますが、人々の価値観が一変したアフターコロナの時代においては、これまでと異なる全く新しい環境の中、経済・社会を復興させていかなければなりません。一方で、新型コロナ危機以前からの重要な課題である、少子高齢化・人口減少による地域経済の縮小、また温室効果ガスなど環境問題についても、喫緊の対応が求められています。貴会議所におかれましては、世界中で多くの国際会議が中止となる中、昨年11月に 合わせたハイブリッド形式で開催し成功に導くなど、率先して事業者・経済団体の模範となる活動を展開されていますが、このような課題が山積する困難な状況において、横浜経済の再生、更には持続的な成長を実現する原動力となるのは、若く柔軟な発想力と、エネルギッシュな行動力を持つ皆様であると確信するとともに、今後も貴会議所が掲げる2020年代の行動指針である「共創」のもと、皆様一人一人が自らの力を結集しイノベーションに果敢に挑戦されることで、この困難を乗り越え、今後の地域経済、ひいては日本経済再生の起爆剤となるものと期待しております。改めて申し上げるまでもなく、貴会議所の卒業生の皆様は、横浜経済界のリーダーとして活躍されていますが、とりわけ私共横浜商工会議所におきましては、役員・議員等として大変なご尽力を頂いております。貴会議所活動の更なる活性化は、横浜商工会議所そして更には横浜経済の発展につながるものであると確信致しております。今後ともより良い横浜を創造していくために、皆様と一丸となって努めて参りたいと存じます。結びに、この記念すべき70周年の節目を契機として、貴会議所のますますのご発展、 並びに皆様が持前の強力なネットワークを活用し、従来にも増して活発な活動を展開されることを祈念いたしまして、お祝いの言葉とさせて頂きます。11御祝辞動画はコチラから70周年を迎えられましたことを、心よりお祝い申横浜商工会議所会頭上野 孝
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